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人気急上昇の新進ブランド セドリック シャルリエ

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人気急上昇の新進ブランド セドリック シャルリエ

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大胆なカラーブロックのトップスとパンツはセットアップとして着るとリゾート用にも(2015リゾートコレクション、提供写真)  【Fashion Addict】

 フランス発の「セドリック シャルリエ(CEDRIC CHARLIER)」は2012年創業と若いブランドながら、海外セレブリティー人気上昇中のブランドだ。鮮やかな色を大胆に組み合わせたり、ミディ丈のスカートをふんわり仕上げるなどのトレンドを抑えつつ、今年の春夏コレクションからはサーモンピンクやベージュといった柔らかいニュアンスカラーも採用。今後、日本でも人気が本格化しそうだ。

 「女性は常に謎」

 自身の名前をブランドとしたセドリック・シャルリエはベルギーの芸術学校を卒業後、パリに移りセリーヌ、ランバンといった有名ブランドで経験を積む。2009年から11年まで仏キャシャレルのクリエイティブ・デザイナーを務めた後に独立。12年2月にパリのファッションウイークで12~13年秋冬コレクションを発表した。

 セドリックは「私にとって女性は常に謎に包まれた存在。彼女たちの持つ瞬間が私にとって刺激であり、興味の対象となり、ほとんどがボディーに対する興味となる。私が服の構造にこだわるきっかけはそこにある」と話している。大胆な色使いと、切りっぱなしの素材も組み合わせたモード感がある一方で、サーモンピンクなど、品のある抑えた色のコンビネーションも今年の春夏から登場。日本人の肌色にも合いそうだ。

 ひねり利いたデザイン

 シンプルなシルエットのプリーツスカートは、1枚持っていれば、トップスの組み合わせ次第でコーディネートが完成できる。シンプルなシルエットのタイトスカートにはスリットが入るなど、ひねりの効いたデザインも特徴の一つだ。幾何学模様のワンピースは派手な印象ながら、実際に着れば大人っぽい上品さが演出できる。

 ドレスに見えるスタイルでもシャツとキャミソール、スカートのコーディネートで、重ねることで立体感やシルエットを表現するなどの工夫がされている。

 フェミニンでいながらスポーティー感も演出。アシンメトリー(左右非対称)にカットされたトップスはその一例だ。トップスではメッシュ素材や、着心地が良くて洗えるジャージー素材も積極的に活用する。パンツではウエストと裾にゴムが入り、履き心地と動きやすさがある一方で、光沢のある素材であることから上品さが出る。

 アクセントアイテムにも

 今年からはスニーカーも展開。先端が細くなっていて、カジュアルな服装のみならず幅広いコーディネートに対応できる。ワンピースと同じ幾何学模様のスニーカーなど、柄や色は派手でも、シンプルなスタイルに差し込むとアクセントになる。ほか冬にはコートやジャケットも出しており、フルシーズンでのラインアップがそろっている。

 日本では各百貨店やセレクトショップを中心に取り扱いがある。3月15日まで東京・渋谷のインターナショナルギャラリー ビームスでポップアップショップを展開している。春夏コレクションを中心に、夏のリゾートコレクションも一部展開。フェミニンかつスポーティーで、着心地の良い流行を先取りしてみたい。(藤沢志穂子/SANKEI EXPRESS

 ■セドリック シャルリエ ポップアップ ショップ 3月15日まで、インターナショナルギャラリー ビームス(東京都渋谷区神宮前3の25の15 ダヴィンチビル。(電)03・3470・3925。期間中は無休。午前11時~午後8時)。ブランドに関する問い合わせはショールーム リンクスフリーダイヤル0120・61・1315。

 ※価格は税別です。

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