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【松田美智子の丸ごと食べちゃう】体の熱を取る 夏向きの食材 きゅうり
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みずみずしいきゅうりをさまざまな切り方で味わおう(松下二郎さん撮影) 夏を代表する野菜といえば、きゅうり。手軽にぽりぽり食べられる親しみやすい野菜です。
きゅうりの原産地はインド、ヒマラヤと言われており3000年以上前から栽培されているようです。日本には、6世紀ごろに中国から伝えられましたが、本格的に栽培されるようになったのは17世紀以降です。
きゅうりはいぼの色から黒いぼと白いぼ種に分けられます。最近では品質の良い白いぼ品種の改良されたものが一般的です。
選び方・保存方法ですが、全体的に緑色が濃くツヤがあり、切り口が新しく、いぼいぼが痛いくらいとがっているものが新鮮です。太さが均一なものの方が良いですが、多少曲がっていても味や栄養に変わりはありません。
保存するときは、水気をふき取ってビニールの袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に入れます。水分が多いので、冷えすぎると凍りやすく傷みが早いので気をつけましょう。
夏に旬のきゅうりを食べる事で、体にこもった熱を取り除き、アルコールの代謝を促す働きがあります。夏向きな食材であること間違いなしです。
そのまま食べたり、サラダなどでいただくことが多いきゅうり。今回は、さまざまな切り方で、きゅうりのおいしさを丸ごといただけるレシピをご紹介します。
まずは、斜め薄切りにして、きゅうりと油揚げのごま和え。ポイントは種を取り除くこと。きゅうりの青臭さが苦手という人がいらっしゃいますが、種を取ることで、臭みと水っぽさを除くことができ、食感も際立ちます。また、油揚げと同じぐらいの長さに切ることで、味の絡みが良くなります。
ヨーグルトサラダも、同じく種を取って。半月切りでサクサクした食感を楽しめます。濃厚、でもさっぱりのサラダはライ麦パンに挟んでサンドイッチにしたり、カレーの付け合わせにぴったりです。
きゅうりは種を取って水気を抑えれば、炒め物にもできます。他に野菜がないときでもサッと炒めるだけで、つるんとした食感のおいしい一品が出来上がります。今回は鶏肉ですが、豚肉とも相性がいいですよ。火が通っても食感を残すために乱切りで。
箸休めに最適のきゅうりの梅和えは、たたきで。すりこぎや肉たたきの平らな面などでたたきます。たたくことにより、表面積が増えて調味料が絡みやすくなります。
安くて身近な素材だからこそ、一手間かけて、おいしさをより引き出してあげたいものですね。(文:料理研究家 松田美智子/撮影:フォトグラファー 松下二郎/SANKEI EXPRESS)
【作り方】
〔1〕きゅうり2本を縦半分に切り、種を先の細いスプーンでこそぎ出し、斜め薄切りにする。塩小さじ1/3をして10分置き、水を上げしっかり絞る。
〔2〕細い千切りにした油揚げ2枚をフライパンに広げ弱火で焦がさないようにから煎りする。ペーパータオルに広げ、粗熱を飛ばす。
〔3〕白ごま1/4カップをから煎りし、すり鉢であたり、みそ大さじ1を加えさらに合わせるようにあたり、煮切り酒大さじ3、砂糖小さじ1、米酢大さじ2を加え混ぜる。
〔4〕〔3〕に〔1〕を加えあえ、器に〔2〕と盛り付ける。
【作り方】
〔1〕縦半分に切り、種をこそぎ出し半月の薄切りにしたきゅうり3本をボウルに入れ、塩小さじ1/3を合わせ10分置き、水気を絞る。
〔2〕ストレーナーにペーパータオルをしき、ヨーグルト2カップを3、4時間水切りする。
〔3〕〔2〕をレモン汁大さじ1、塩小さじ1/4、白コショウ少々で味を調え、〔1〕をあえる。好みでカイエンペッパー少々を加えるとピリッとしまった味になる。
【作り方】
〔1〕皮と脂を除いて、一口大に切った鶏もも肉1枚に塩小さじ1/2、片栗粉小さじ1、白コショウ少々を全体に合わせる。酒大さじ2、ごま油大さじ1を加えもみ込む。
〔2〕中華鍋にごま油大さじ1、生姜薄切り大さじ1を合わせ、中火で炒め、香味が立ったら下味ごと〔1〕を加え炒める。
〔3〕色が変わったところで、縦半分に切り芯を除いて斜め薄切りにしたネギ1/2本、種を取って一口大の乱切りにしたきゅうり2本を加え強火でさっと炒める。塩・白コショウ少々で味を調え、米酢大さじ1を回し掛け、火を切る。器に盛り粉山椒適宜をあしらう。
【作り方】
〔1〕へたを落とし、縦に2、3カ所皮をピーラーでむいたきゅうり2本をすりこぎや肉たたきの平らな面などでたたき、一口大に切りそろえる。
〔2〕縦半分に切りななめ薄切りにしたみょうが2個を水にさらし、絞る。
〔3〕〔1〕と〔2〕を合わせ、梅干しの果肉大さじ1、煮切り酒大さじ2を合わせたものをあえる。
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