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【松田美智子の丸ごと食べちゃう】夏にピッタリ 栄養もたっぷり スイカ
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核家族化でカットのものを買うことが増えたスイカ。ときにはどーんと丸ごと一玉を!(松下二郎さん撮影) 今回の食材は、夏にピッタリの果物、スイカです。思いのほか栄養素も盛りだくさんで、女子にはうれしいフルーツです。見分け方は模様の境目がはっきりとしていて、雷のようにうねっているほど甘いと言われ、お尻の部分の穴が大きいほど完熟と判断します。
栄養素ですが、まず、リコピン。活性酸素が増えすぎると、動脈硬化やがんなどを引き起こすことになりますが、この活性酸素を抑制してくれるのが、リコピンです。トマトの1.5倍の量を含みます。カリウムはミネラルの一つで、体の中のいらない塩分を尿の中へ出す働きを持ちます。さらに、シトルリン。最近注目されはじめた成分で、アミノ酸の一つに挙げられます。他の果実にはほとんど見られない成分です。体内の老廃物や、有害物質などを体外に出してくれる利尿作用があります。
まだまだ続きます。シスペインはビタミンCの酸化や、壊れてしまうのを止める働きがあります。シミ・ソバカスにも効果があるという女子にうれしい栄養素です。ビタミンB群でもあるイノシトールには、動脈硬化を防ぐ他に、甲脂肪肝ビタミンと呼ばれるように、肝臓に脂肪がつかないようにする働きがあります。マンノシターゼはダイエットで注目されている成分で、糖質分解酵素です。
そんな栄養たっぷりのスイカですが、最近は核家族化が進んで、カットしてあるものを買うことが多くなってきました。でも、丸ごとのスイカって、見た目も迫力たっぷりですし、なんだかワクワクしますよね。
「食べきれるかしら…」という心配はご無用です。おすすめは、スイカジュースにすること。スイカは時間がたつと、果肉が溶けて食感が悪くなってしまいます。そのままでは、冷蔵庫の場所もとりますしね。布巾で絞れば、いちいち種を取り除く必要もありませんし、スピードも速いです。何より、金気を通しませんので、香りが飛ばずにおいしいです。
このスイカジュース、つくって冷蔵庫で冷やしておけば、夏の水分補給にぴったりです。
白ワインやゼラチンを混ぜて凍らせればソルベ(シャーベット)になります。ゼラチンを混ぜることで、とろみが出て、口当たりがふんわりするんですね。このソルベ液にさらに生クリームを混ぜればアイスクリームに変身しますよ。
もちろん、スイカはそのまま果肉をいただいてもおいしいです。スイカといえば、山型の切り方が定番ですが、一口サイズで、食べやすい角切りにしました。スイカはリキュールと合うので、コアントロー(オレンジ風味のリキュール)を振りかけて。キルシュワッサー(サクランボを発酵させたスピリッツ)とも合います。ミントもよいアクセントになって、とってもおしゃれな大人のデザートにドレスアップします。
冷やして食べることの多いスイカですが、熱を加えてもまた印象が変わります。甘みが凝縮しますし、カラメルのような香ばしさも加わります。こちらはこっくりした風味に仕上がりますので、レモンを添えていただいても。「スイカのステーキ!?」とびっくりするかもしれませんが、味もびっくりのおいしさですよ。(料理研究家 松田美智子/撮影:フォトグラファー 松下二郎/SANKEI EXPRESS)
【作り方】
〔1〕スイカ1/8個を3センチ大の角切りにする。種をできるだけ、竹串などで除く。
〔2〕上白糖または粉糖大さじ1を茶こしなどを通して、スイカに振る。コアントロー大さじ1~2をかけ、冷蔵庫で10~20分冷やす。いただく時にちぎったミントの葉適宜を加える。
【作り方】
〔1〕スイカを厚さ2センチ、8~10センチの二等辺三角形に切る。
〔2〕〔1〕を室温に戻し、両面に茶こしを通して上白糖適宜を振る。
〔3〕フライパンにオリーブオイル適宜を熱し、〔2〕を並べ、強火で両面に焼き色が着くまでさっと焼く。好みでレモンを絞っていただいても。
【作り方】
〔1〕スイカジュース3カップ、上白糖大さじ3~4をよく混ぜ、レモン汁大さじ2を加える。
〔2〕板ゼラチン2枚(3グラム)をたっぷりの水で10分戻し、水気を絞る。白ワイン1/4カップを小鍋で煮立て火を切り、板ゼラチンを加え、混ぜる。
〔3〕〔2〕を〔1〕と合わせ、味をみて塩をほんの少し隠し味で加え、密封袋に入れ、冷やし固める。
〔4〕冷蔵庫で少し緩くして、フードプロセッサーに入れ、シャリシャリのソルベになるように空気を入れる。
【作り方】
〔1〕スイカ1/8個の果肉をスプーンなどでくりぬく。
〔2〕麻や木綿の布巾に包みジュースを絞る。好みで味をみて、上白糖と少量の塩をかくし味で加える。
〔3〕冷蔵庫で冷やす。沈殿するので、混ぜていただく。
すっきりした甘さのさらさらの真っ白なお砂糖です。甘さがしつこくないので、デザートはもちろん、煮物などをおいしく仕上げてくれます。1キロ、税込み1171円。大手百貨店などで取り扱い。【鴻商店】(電)06・6716・1219
蚊帳ふきんは、その名の通り、蚊帳に使われていた目の粗い布を使ったもの。皿を拭いたり、薄切りのタマネギの水分を絞ったりと重宝します。税込み1080円。【問】ワイ・ヨット www.y-yacht.co.jp