スキー人気復活の兆し バブル世代の“ゲレンデ回帰”背景に (1/4ページ)

2014.2.8 07:00

2014~15年シーズン向けの商品展示会。親子おそろいのファッションが楽しめるよう、同じプリント柄のウェアなどが発表された

2014~15年シーズン向けの商品展示会。親子おそろいのファッションが楽しめるよう、同じプリント柄のウェアなどが発表された【拡大】

 バブル崩壊後、人気が低迷していたスキーに復活の兆しがみえている。日本生産性本部が発行する「レジャー白書」によると、スキー人口は平成22年に600万人を切ったが、降雪に恵まれたここ数シーズンは下げ止まりの傾向に。高機能なスキーウエアは高額なイメージがあり、レンタルやセール品で済ます客も少なくないが、商機とみたスポーツアパレルメーカーは親子ペアや街で着られるスキーウエアなどを投入し、新たな需要喚起で十数年ぶりの人気再燃を狙う。

 子供連れで回帰

 苗場スキー場などを運営するプリンスホテルは昨年度、子供を対象にリフトやレッスンなどを無料提供するサービスを実施。昨シーズン(平成24~25年)のスキー場利用者数は、前期比4%増と2年連続で増えた。40代以上の家族連れに照準を合わせた集客作戦が功を奏した結果だ。

 全国に500弱あるスキー場の6~7割が子供向け施設を設置しているという。背景はバブル世代の“ゲレンデ回帰”。映画「私をスキーに連れてって」が火をつけた1980~90年代にスキーブームを経験した世代が、子供連れでスキー場に戻ってきたのだ。

注目は海外のスキーブランドだ

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