造船重機大手5社の2014年3月期連結決算が9日、出そろった。5社とも増収だったが、最終利益は東京・豊洲地区の土地持ち分の売却益141億円などの特別利益がなくなったIHIだけが減益を余儀なくされた。旅客機市場の拡大に伴う航空事業やエネルギー関連などが堅調に推移した三菱重工業、川崎重工業は過去最高益を更新した。
9日発表した三菱重工の連結決算は、商船事業の採算悪化があったものの、ボーイング向けなど民間航空機が堅調に推移。またターボチャージャーなどの機械関連も好調で、営業利益は前期比26.1%増の2061億円、最終利益が64.8%増の1604億円と、営業、最終利益ともに過去最高を記録した。
川崎重工は、鉄道や航空関連の増収効果により最終利益が過去最高となった。IHIも、航空機エンジンのコスト改善や円安効果で航空・宇宙関連が堅調で、大幅な営業増益となった。