--ディーゼルエンジン車のみの設定で、価格も高めで、消費低迷が続く中では、かなりの挑戦だ
「新しいジャンルの商品として、はっきりとしたポジションを作りたかった。価格に幅があって、どこに重点があるかわからない商品ではなく、芯の通った車にしたい。価格を重視した車はデミオがあるので、(CX-3は)その上のプレミアムな層の新しいお客さまを取り込みたい」
--CX-5も改良で装備を充実させ、値段は高めになった
「CX-5は価格を上げても需要を減ってはおらず、お客さまに認められている。価格を上げるというより、商品の価値を上げ、ブランドを高めたい。かつてのマツダ車は新車を発売してもすぐに(値引きで)お買い得状態になっていくパターンだった。モデルごとに商品価値を上げていきたいと考えている」
(田村龍彦)