江崎グリコは28日、アイスクリーム製造子会社のグリコ千葉アイスクリーム(千葉県野田市)を拡張し、生産能力を引き上げると発表した。投資額は180億円。グリコグループ全体でアイスクリームの生産能力は現在の2割増となる9万キロリットルになる。
新しい製造ラインは今年9月に着工し、2017年2月の稼働を目指す。
既存工場を増築し、生産能力を3万キロリットルに倍増させる。主力商品「パピコ」や自販機専用の「セブンティーンアイス」、新製品の生産を手がける予定だ。
業界3位の同社は、今回の増産投資などで、上位のロッテアイスと森永乳業を追撃する。