三井不動産が再開発を行うBBCが入居する地区=英ロンドン【拡大】
三井不動産は5日、英ロンドンで大規模な再開発事業を年内にも始めると発表した。開発は近接する2つの地区からなり、英国放送協会(BBC)から15万5000平方メートルの土地を取得した。総事業費は約4000億円で、国内の不動産会社が海外で手がける開発案件としては過去最大級となる。
英不動産開発大手で、三井不も出資するスタンホープなどと共同で事業を展開する。2地区とも年内に着工し、完成は2017~18年。一部は既存施設を改修するほか、複数のビルも新築する。オフィス以外に商業施設やホテル、分譲住宅などを組み合わせた複合施設となる。延べ床面積は計約40万平方メートル。BBCは土地の売却後も一部の建物に入居する。
開発区域はロンドン中心部に位置し、ヒースロー空港にもアクセスしやすい。
国内でビル・住宅需要の先細りが懸念される中で、三井不は得意とする複合施設開発技術を海外に展開し、将来の収益基盤を確保したい考えだ。