ドイツ産業界が日本の鉄道市場に関心 ベッカー副会長「潜在力は大きい」

2015.11.12 07:35

アンドレアス・ベッカー副会長

アンドレアス・ベッカー副会長【拡大】

 ドイツ鉄道産業連合のアンドレアス・ベッカー副会長は11日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の第4回鉄道技術展会場で会見し、「規模が大きく、高い技術があり、潜在力は大きい」と語り、ドイツ産業界が日本の鉄道関連市場に高い魅力を感じているとの認識を示した。

 その上でベッカー副会長は「ドイツも日本も勤勉な国民性で、ものづくりの能力にもたけている。両国が手を携えれば、鉄道関連分野でもっとよいビジネスができると期待している」と述べた。

 日本は現在、ドイツを含むEU(欧州連合)と経済連携協定(EPA)締結に向けた政府間の交渉を進めているが、ベッカー副会長は「ドイツにとっては日本が重要な供給先になるとともに、日本企業にとっても欧州でのビジネスチャンスが広がる」と、EPAの意義を強調した。

 2014年のドイツの鉄道関連産業の売上高は前年比25%増の125億ユーロ(約1兆6500億円)。ドイツ鉄道産業連合は鉄道部品を扱う中堅・中小のメーカー185社が加盟。鉄道技術展には、同連合加盟の29社と、鉄道車両大手の独シーメンスが出展している。

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