直接交渉で「逆転勝ち」と台湾紙 シャープ再建、郭会長の手腕に注目

2016.2.5 06:28

 シャープが台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業からの買収提案を軸に交渉を進めることになったことを受け台湾の中国時報(電子版)は4日、「逆転勝ち」と報じた。郭台銘会長(65)が直接交渉した結果で、郭氏の手腕に注目が集まりそうだ。

 郭氏は1974年に鴻海を設立。テレビ部品の町工場から世界最大のEMS(電子機器受託製造)企業に育てた。豪腕ワンマン経営者だが、その指導力から語録も出版されている。2012年8月には雑誌に、創業約40年を経ても「睡眠時間は5時間以下だ」と精力的な仕事ぶりを語っている。一方、メディアの取材を選別することでも知られる。

 鴻海は中国に工場が多く、郭氏は中国の習近平国家主席が掲げる「中国の夢」について「中華民族の子孫として血が沸き立つ」と述べるなど中国寄りの発言が目立つ。典型的な政商で、選挙で中国国民党の応援演説に立つことも。学生運動を「民主主義ではメシは食えない」と批判したり、「政治は経済に仕えるべきだ」と述べたりと物議を醸す発言もある。

 メディアの注目度は高く、14年末に再婚した妻との間に3人目の子供が生まれたときは芸能ニュース並みの扱いを受けた。(台北 田中靖人)

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