王子ホールディングス(HD)と中越パルプ工業は25日、紙袋を製造、販売する両社のグループ企業を傘下に収める中間持ち株会社、O&Cペーパーバッグホールディングス(東京)を共同出資で5月1日に設立すると発表した。
紙袋の需要は国内では縮小しているが、新興国では経済成長で増加している。国内生産の合理化と海外事業の拡大を協力して進める狙い。王子の100%子会社、王子産業資材マネジメント(東京)が55%、中越パルプが45%を出資する。
傘下に入るのは王子製袋(東京)と中部紙工(愛知県半田市)、中越パッケージ(東京)。王子HDは中越パルプに20%超を出資している。