
電子レシートシステム「アイレシート」の画面【拡大】
ログノート(東京都品川区)は7月から、ドン・キホーテグループに対し、電子レシートシステム「iReceipt(アイレシート)」の提供を始めた。すでに200万人以上が利用する好調な滑り出しだ。電子マネーカードで買い物すると、スマートフォンのアプリに電子レシートが送付され、レシート上には広告のほか品質保証書の添付や各種サービスの表示も可能。高津祐一社長は「大手コンビニやドラッグストアなどへの導入交渉も進んでいる。2、3年内に年間売上高14億円を目指す」と語る。
高津社長は、インターネットの普及・拡大に合わせ、電子マネー「ウェブマネー」の会社を立ち上げ、これを大手通信会社に売却したあと、「次に間違いなく広がるのは電子レシートサービスだ」と狙いを定め、2014年にログノートを創設した。多くが捨てられる紙のレシート。高津社長は「これは資源のムダで、いずれ電子化されると考えた。大手コンビニでは、その額が年間14億~15億円といわれたもの。もう一つ、電子レシートには生活の行動記録が詰め込まれ蓄積される。このビッグデータを活用できれば、間違いなくビジネスになると見込んだ」と話す。
ドン・キホーテグループは全国の店舗(一部除く)で、プリペイド方式の電子マネー「majica」カードを展開する。その公式アプリには、マネー残高やポイント残高などが表示される。今回の電子レシートシステムは、この機能の核になるものとして採用された。カード会員は400万人超で、毎月のレシート発行数は数百万枚にのぼるという。