国内風力、2000基を突破 “伸び悩み”脱出、導入ペース加速へ (1/2ページ)

2015.6.22 06:32

 風力発電の国内設置基数が2014年度末時点で2000基を突破したことが分かった。補助金の廃止や環境影響評価(アセスメント)の導入でここ3年間は伸び悩んでいたが、再び勢いを取り戻した形だ。政府が定めた30年度のエネルギーミックス(電源構成比率)では風力を足元の電力量に比べ3倍超増やす目標を掲げており、導入ペースは今後加速しそうだ。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が速報値(出力10キロワット以上)をまとめた。14年度に国内で新しく運転を開始した風力発電設備は102基。11~13年度の合計(103基)に匹敵し、10年度(148基)以来4年ぶりに100基を超えた。これを受け、廃止された設備を除く国内の設置基数は2034基となった。

 設備容量も22万キロワット増の293万キロワットまで上昇した。天候に左右される風力発電の標準的な設備利用率は20%とされ、これを基に計算すると年間の発電電力量は約51億キロワット時となる。

 風力発電は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が12年7月に導入されたのに先立って、10年度で補助金制度が廃止された。加えて騒音問題などを背景に12年10月から出力7500キロワット以上の設備がアセスの対象となり、新規設置のハードルが上がっている。この結果、原則アセスが必要ない太陽光が急速に普及したのに比べ、風力の導入が伸び悩む結果を招いた。

足元の電力量は3割弱にとどまっている

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