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ベーコン味のプリン、チョコとひき肉のトルティーヤ…電脳レシピの味は? IBM「シェフワトソン」作 (1/3ページ)

2015.4.16 09:00

オリジナル料理を創作する人工知能ソフト「シェフワトソン」を開発した米IBMのエンジニア(左)と米人気料理雑誌「ボナペティ」の編集者=2014年6月30日、米ニューヨーク(AP)

オリジナル料理を創作する人工知能ソフト「シェフワトソン」を開発した米IBMのエンジニア(左)と米人気料理雑誌「ボナペティ」の編集者=2014年6月30日、米ニューヨーク(AP)【拡大】

 ベーコン味のプリン、日本酒とソーダにベーコンを突き刺したカクテル、チョコレートと牛ひき肉のトルティーヤ包み…。米IBMの人工知能(AI)「ワトソン」が考案した料理のレシピ本が14日、欧米で発売された。昨年開発された専用ソフト「シェフワトソン」が、おいしさはもちろん、栄養素や化合物を分子レベルで考え、無限の食材の組み合わせの中から創作した65種類の料理のレシピが収録されている。常識にとらわれた人間のシェフには決して思いつかないような独創的な食材の「マリアージュ(出合い)」が特徴だ。

 「分子レベルで喜び与える」

 レシピ本のタイトルは「シェフワトソンの経験的知識に基づく料理」。自ら考え、学習し進歩するAIのワトソンは2011年に米クイズ番組「ジェパディ!」で人間のクイズ王に勝利。IBMに賞金100万ドル(約1億2000万円)をもたらしたことで一躍有名になった。

 IBMではさまざまな分野での商用プロジェクトを進めているが、その一つが料理分野。昨年、米人気料理雑誌「ボナペティ」との共同開発で、利用者の好みなどに応じてレシピを考案してくれる「シェフワトソン」を世に送り出した。利用者が好みの食材や調理法を入力すると、100種類のオリジナルレシピを提供する。

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