中国唱える「環境保護」の実態 自然破壊、不正取引、密漁…AIIBで注目 (1/5ページ)

2015.4.12 07:02

大気汚染でマスクが手放せない北京市内。AIIBを主導する中国に調和のとれた開発は可能なのか(AP)

大気汚染でマスクが手放せない北京市内。AIIBを主導する中国に調和のとれた開発は可能なのか(AP)【拡大】

  • アジアインフラ投資銀行の設立式典に出席した各国の代表=2014年10月、北京の人民大会堂(共同)

 中国主導で設立を目指すアジアインフラ投資銀行(AIIB)に50カ国以上が参加を表明したことで、アジア開発銀行(ADB)と並ぶ国際的な投資機関が誕生しようとしている。

 日本でも加盟の是非について与野で議論が起きているが、あくまで日本政府は慎重な立場。AIIBへの出資の過半を占める中国が、環境や自然保護、人権に十分配慮した開発を行えるか確証を持てないからだ。実際、中国は自国内でさえ深刻な大気汚染が解決できず、希少動物の保護も徹底できていない。AIIBの議論で、改めてクローズアップされる中国の環境意識。どんな問題が報じられているのか。

 「象牙」の密輸に関与を疑われ

 国家をあげて手厚い保護がなされているパンダに比べて、ほかの希少動物の扱いはぞんざいな印象をぬぐえない。

 象徴的なのが、牙が高価な置物や麻雀パイの材料にされる象。象牙の売買は、野生動物の取引ルールを定めたワシントン条約で厳しく制限されている。中国もワシントン条約の締結国だが、経済成長でお金持ちが増えて需要は増加。象牙の消費大国となる中、密漁や不当取引の温床になっているとの指摘がある。

中国の犯罪集団がこれに紛れて、大量の象牙を買い付けて不法に持ち出し…

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