動き出した「うめきた2期」再開発事業 悩ましい街のコンセプト選び (1/4ページ)

2016.1.1 06:40

来場者が1億人を突破した、うめきた1期の「グランフロント大阪」

来場者が1億人を突破した、うめきた1期の「グランフロント大阪」【拡大】

  • 計画づくりが進む「うめきた2期」再開発地区(手前)
  • うめきた1期のグランフロント大阪にある知的創造交流拠点「ナレッジキャピタル」

 JR大阪駅北側の「うめきた2期」の再開発事業がいよいよ動き出した。都市再生機構(UR)が土地約14ヘクタールを鉄道建設・運輸施設整備支援機構から取得する契約を締結。今後、道路整備などに着手する。どのような街にするかは大阪府・市、経済界でつくる「検討部会」が年度内に方向性を打ち出す。米シリコンバレーのような産業集積地の中心にする構想を抱くが、どんな産業の集積を目指すのか。医薬、IT、食品…。2期の中核施設のコンセプト選びは、関西経済の牽引役として期待される産業を見定める作業でもある。(中山玲子)

 「オランダのフードバレーは世界規模の食品開発拠点を目指し、食関連の1500社、化学企業70社を超える集積に成長した」

 昨年11月2日、大阪市内で開かれた検討部会。市の担当者は、世界的な産業集積地として成功した海外の事例を紹介。こうした成功事例を参考にして、医療産業都市構想を進める神戸市や、最先端の研究機関や企業の研究施設が集まるけいはんな学研都市などを含めた産業集積エリアの中心に「うめきた」を位置付けることを目指す。

2期は、再開発の対象となる約10ヘクタールの半分弱に相当する…

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