【開発物語】「追憶の香り」缶コーヒーで再現 「ボス グランアロマ」挑み続けた十数年 (7/10ページ)

2013.10.7 10:00

「ボスグランアロマ」の豆を持つサントリー食品インターナショナルの南善清さん=8月14日、東京都中央区

「ボスグランアロマ」の豆を持つサントリー食品インターナショナルの南善清さん=8月14日、東京都中央区【拡大】

  • フルーティな香りが特徴の「ボスグランアロマ」=8月14日、東京都中央区
  • 開発を担当し、コーヒー農園を訪ね歩いたサントリー食品インターナショナルの南善清さん=8月14日、東京都中央区
  • 「ボスグランアロマ」の豆。発酵過程に試行錯誤を繰り返した=8月14日、東京都中央区

 ボスが国内シェア2位を誇る缶コーヒー市場は縮小傾向にあり、最近では、日本コカ・コーラやキリンビバレッジが、新たな客層の獲得に向けて小型ペットボトルを投入する動きも出てきた。だが、糸瀬氏らは「メーンの主戦場を取りに行く」と、「ボスの缶コーヒー」として発売することを決めた。もちろん、「中身に絶対的な自信があった」からだ。

 南氏と糸瀬氏は「(入社から)十数年後にこうしたかたちで同期と一緒に仕事ができるとは」と感慨深げに笑いあう。これから会社を引っ張っていく中心となる「01年組」の成長と頼もしさも印象づけた。

 缶コーヒー 異業種と競争進み縮小予測

 ≪MARKET≫

 日本はコーヒー消費大国で、年間輸入量が米国、ドイツに次いで世界で3番目に多い。ここ十数年は、年間40万トン台で推移している。全日本コーヒー協会によると、日本で1人当たりが1週間に飲む量は10.73杯(2012年)。ここ数年は大きな変化はなく、コーヒーが日常的に飲まれていることが分かる。内訳は、インスタント4.46杯、レギュラー3.20杯、缶1.93杯、リキッド1.14杯だった。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!