【開発物語】「追憶の香り」缶コーヒーで再現 「ボス グランアロマ」挑み続けた十数年 (9/10ページ)

2013.10.7 10:00

「ボスグランアロマ」の豆を持つサントリー食品インターナショナルの南善清さん=8月14日、東京都中央区

「ボスグランアロマ」の豆を持つサントリー食品インターナショナルの南善清さん=8月14日、東京都中央区【拡大】

  • フルーティな香りが特徴の「ボスグランアロマ」=8月14日、東京都中央区
  • 開発を担当し、コーヒー農園を訪ね歩いたサントリー食品インターナショナルの南善清さん=8月14日、東京都中央区
  • 「ボスグランアロマ」の豆。発酵過程に試行錯誤を繰り返した=8月14日、東京都中央区

 10年前と比較すると、ジョージアが約2割減となった一方、ボスは約1.5倍増、ワンダは約2倍増と差を縮めている。秋冬に向けて各社は新商品を投入しており、激しいシェア争いが加速する見込みだ。

 ≪FROM WRITER≫

 日刊新聞を作っている記者にとって、入社以来十数年をかけて一つの商品を作り上げるというのは、正直、気が遠くなるような話だった。もっとも、グランアロマはサントリー食品インターナショナルのなかでも開発に時間がかかったという。それくらい新しい挑戦だった。

 清涼飲料は1000個の商品を売り出しても3つしか当たらないとされ、入れ替わりも激しいが、一つ一つの商品に惜しみない力が注がれていることを改めて感じた。食品業界では割安なプライベートブランドの存在感も増しているが、メーカーならではの開発力を見せつけられた。(金谷かおり)

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