だが、国内缶コーヒー市場を取り巻く環境は厳しい。調査会社の富士経済によると、12年の国内缶コーヒーの市場規模は前年比1.0%増の204万8600キロリットルとなった見込みだが、13年は0.3%減とマイナスに転じ、17年には12年比2.2%減の200万3400キロリットルに縮小すると予測している。
背景には少子高齢化で缶コーヒーの主要顧客である中年男性が減少し、コンビニエンスストアが割安な価格でオリジナルの店頭コーヒーを販売するなど、異業種との競争も進んでいることなどがある。
飲料総研によると、12年の国内缶コーヒーブランド別出荷数量は、日本コカ・コーラの「ジョージア」が1億1260万ケースとトップで、サントリーの「ボス」が7620万ケースと2位。「ワンダ」(アサヒ飲料)4000万ケース、「ダイドーブレンド」(ダイドードリンコ)3150万ケース、「ファイア」(キリンビバレッジ)2450万ケースと続く。