インターネット通販の市場規模【拡大】
コンビニエンスストアなど国内約1万7000店舗で、ネット通販で購入した商品を受け取れるようにする。約3200万人のニッセン会員とセブングループの顧客との相互乗り入れも視野に入れる。
店舗網で絶対の強みを持つ2社が、オムニチャネルへかじを切る背景には、ネット通販拡大による環境変化がある。
強み生かす
経済産業省によると、国内ネット通販市場の規模は、2012年に前年比12.5%増の約9.5兆円に拡大。着用感が重視される衣料品など通販に不向きの品目も、最近は店頭で試着してからネットで安く購入する「ショールーミング」というスタイルが浸透しつつある。野村総合研究所の中村博之上級研究員は「(ネットに客を奪われる)店舗側の反撃手段として、オムニチャネルがクローズアップされてきた」と指摘する。