【株主総会詳報】日産自動車 ゴーン氏の報酬10億円突破に賛否両論 EV路線は「続ける」 (6/9ページ)

2015.6.23 17:09

株主総会後の懇親会で株主との記念撮影に応じる日産自動車のカルロス・ゴーン社長=23日、横浜市西区(松岡朋枝撮影)

株主総会後の懇親会で株主との記念撮影に応じる日産自動車のカルロス・ゴーン社長=23日、横浜市西区(松岡朋枝撮影)【拡大】

  • 日産自動車の株主総会に出席するため会場入りする株主=23日、横浜市西区(松岡朋枝撮影)
  • 株主総会後の懇親会で手元のメモを見ながら日本語で挨拶する日産自動車のカルロス・ゴーン社長=23日、横浜市西区(松岡朋枝撮影)

 西川CCO「EVの普及スピードは想定より緩やかだが、確実に進んでいる。平成23年にEVを販売しているのは日産と三菱自動車だけだったが、いまは世界で11社に増えた。累計販売台数は世界で43万台。うちリーフなど日産車が17万台で、40%以上を占めている。圧倒的なリーダーだ。現在11社が12車種を展開しているが、31年度までに倍以上に増えるとみており、本格的な量販が現実的なものになる。日本市場では政府のサポートを頂き、充電インフラの整備が急ピッチで進んでおり、世界に先駆けた量販市場になる。水素燃料電池の進化は国をあげての取り組みで日産も研究しているし、参加している」

 --EVの販売台数が伸びないが、日産の幹部や従業員のどれくらいの割合がEVに乗っているのか。もし30%以下であれば、情熱を燃やしてEVを作っている人がなぜ、EV乗らないのかのかを考えてほしい。そこにEV普及のヒントがあるのではないか

(会社側から具体的な回答はなし)

 ■質問はやはりゴーン氏の報酬に

 --ゴーン社長はルノーのCEOも兼ねているが日産とルノー、どれくらいの割合で仕事をしているのか

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