記者会見する三菱自動車の相川哲郎社長=26日午後、国交省【拡大】
--16型は、エンジン性能が上がっていない前提で算出していたのか
中尾副社長「エンジン性能自体は上がっていないと思っている。ただタイヤの転がり抵抗などは改良されているのが事実で、そうしたことも含めて算出しているとのことだ」
--すでに特別調査委は立ち上がっているのか
相川社長「昨日、取締役会で決定し、本日から活動している」
--三菱の系列店に対し、つなぎ融資も含めて支援をどうするのか。自工会の年度替わりに当たって、副会長職を返上する考えは
相川社長「系列店に対しては、営業本部が個別に状況を把握してサポートしたいが、まだ具体的にまとまっていない。自工会の役職については別途考えたい」
--現在、生産が止まっているが、改めて全車種の燃費試験などをいつまでにやり直す考えか。またeKとデイズは、再試験の後に生産と販売を再開する考えか
中尾副社長「軽乗用車の試験は近々に終えて、5月の連休明けには提示したい。生産・販売の再開については、最終的には国交省の公式試験を受け、その結果次第になる。われわれからは言えない状態だ」