記者会見する三菱自動車の相川哲郎社長=26日午後、国交省【拡大】
--社長の現時点での考えは
相川社長「私からはコメントできない。なぜかというと、今回の問題を国交省がどう解決したとみていただくか、その時期がわからないと。再申請ということになるので、私からは申し上げられない」
--最終的に、顧客の利益より自社の利益を優先したことが複数起きているが、何が要因だったと考えているか
相川社長「真の原因を突き詰めないと、軽々しく答えられる状況ではない。問題は深刻だと受け止めている」
--組織的な要因もあると
相川社長「それも外部の調査を受けないと、自ら述べられない。申し上げても信用されないと思っている」
--(不正の)指摘から社長への報告まで5カ月掛かった。前回会見では「さほど遅くない」と言っていたが、改めてどう感じているか?
相川社長「前回申し上げたのは『私のところまで上がってくるまで長期でなかった』という認識だったが、やはり『何かおかしいことには原因がある』『判明した時点で、とにかく報告するのが必要』だと改めて思っている。対応が遅かったと思っている」