記者会見する三菱自動車の相川哲郎社長=26日午後、国交省【拡大】
--不正の指摘とはどの時点か
相川社長「データに不正な操作があったとわかってからだ。本来のデータとは異なるデータが使われていたと」
--現状では不正を行った人間は一人も見つかっていないと
相川社長「(しどろもどろに)それについては、ここで申し上げられる状況ではない」
--不正が長期にわたっている。背景として「業界の他社でもやっている」という雰囲気があったか
中尾副社長「そうした発言や雰囲気はない。そうしたリポートは見つかっていない。徹底的に、過去の経験者を外部委員にヒアリングしてもらい、客観的な目で調べてもらいたい」
--長期にわたっていた背景にそうしたこともあるのでは
中尾副社長「わかっていないので、控えたい」
--連休明けに出す実測値は、全車種か
中尾副社長「軽乗用車については連休明けまでに対応したい。それ以外の車は、いつまでにと今の時点では言えない状況だ。というのも、全車両を用意して走行抵抗を調べ、排ガスデータをとる。しかも1データだけではなく複数とるとなると、膨大な試験になる。今手順を作っている段階で『いつまでに』とは言えない」