燃費データ改ざんに関する調査内容を国交省に報告後、記者会見する三菱自動車の相川哲郎社長=26日午後、国交省【拡大】
--91年に法律が変わったのに、なぜ高速惰行法を使い続けたのか
中尾副社長「今後の調査になる。前回の会見で計測の時間がかかるというのが考えられる話はしたが、この辺はもう少し調べて解答したい」
--経営としてみたときに経営危機になり得ると考えか
相川社長「今の段階で私が説明できる状況にない」
--初めて高速惰行法で国交省にデータを提出したのは91年か92年か
中尾副社長「資料を見てみないとわからないので、この場では解答を控えさせていただく。コメントは控えさせていただく」
--買い取りなどの対応は
相川社長「今はお客さまへの対応がまだ決まっていない。どれだけ燃費がいったか、全体の数字が出せていないので出せないとお客さまへ補償内容が決められない。お問い合わせあったお客さまには説明している」
--燃費訴求車の開発で目標は繰り返し上方修正されたとあるが、具体的に引き上げた段階と時期、あと具体的な数値は。2011年2月に最初26.4キロパーリッターとなっているが、例えば、その2年間の間でいつどこで引き上げられていったのか
横幕開発本部長「詳細はわからない。5段階上げていったと。5回ですね。26.4にはじまり、29.2の間に5回改訂があった」