こうした情報は、フェイスブックに用意された専用グループへの投稿をもとにしている。YA4Kのフェイスブックグループへの参加者は3000人を超えており、誰でも情報を投稿できる。“誰でも”となれば気になるのは情報の信頼性だ。
塚田さんによれば行政や報道機関、店舗の公式アカウントが提供するものは正しい情報として扱う。口コミや一般のツイッターなどについては、複数の情報源があったり写真があったりするものは、一定の基準を満たしたものと位置付ける。さらに最近では、YA4Kにも関わる学生がボランティア活動を行うべく現地入りしており、ボランティア活動の合間に投稿された店舗営業情報などを現地で確認している。現地にいるYA4Kメンバーは、行政も把握しづらい非正規の避難所を探したり、正規避難所にいる人たちの人数をチェックしたりする。
こうして集められた情報は、ただリストとしてまとめるにとどまらず、使いやすさを追求した形に仕上げられている。今回は、グーグルマイマップに落とし込まれ、地図上へ一覧できるようにした。そのマイマップへの誘導として、グーグルやヤフーといった大手サイトのほか、YA4KではQRコード、コンビニネットプリントを用意する。熊本大学の学生が避難所を訪れ、QRコードを張り出しているところもあるという。また被災地の社会福祉協議会にも活用され始めている。