自分の給料を自ら決めるチャットワークアカデミー。会社の頭文字を手で示す加藤社長(右)ら、オフィスは明るい雰囲気=大阪市【拡大】
毎月会社からもらう給与明細に疑問を感じない人はいるだろうか。口座振り込みを“習慣”として受け止めるサラリーマンは多いだろう。こんな疑問が生じないよう、給与を社員自ら決める制度を設けているのが、IT活用支援のコンサルタントを手掛ける「ChatWork Academy(チャットワークアカデミー)」(大阪市西区)だ。給与の払いすぎで会社の業績が危うくなることはないのだろうか…。
損益計算書で貢献度を自己判定
同社の社員は半年先までの給与を自分で決めて、上司と相談して確定している。
その方法とは、自分が手掛ける仕事で今後半年間、どのくらいの収益をあげるのか、その仕事にはどのくらいの経費やコストがかかるのかを計算し、半年先の経営成績(もうけ具合)を表す個人の「損益計算書」を作成する。
そして、会社版の損益計算書に照らし合わせ、自分の仕事がどのくらい会社に貢献しているかをみて、給与を決めるのだ。