自分の給料を自ら決めるチャットワークアカデミー。会社の頭文字を手で示す加藤社長(右)ら、オフィスは明るい雰囲気=大阪市【拡大】
いわば半年ごとに報酬を先決めする「半年俸制」で、毎月支給される。新卒採用の社員は入社13カ月目から、中途採用の場合は7カ月目から、自分で給料を決めることができる。
納得がいくうえ、夢のありそうな給与制度は、なぜつくられたのだろう。
自分で決めれば納得
同社は平成23年4月、IT会社出身の加藤利彦社長(32)が設立し、給与制度は当初から続けている。
加藤社長は以前勤めた会社で携わった人事労務に関する業務で、評価や給与に関して社員の最大限の納得を得るには「給料を自分で決める以外にない」という考えに行き着き、この制度を実施することにした。
その一方、半年先の成果目標を基にすることにしたのは「過去の実績で決めていたのではおもしろくない」が理由だ。
この給与制度はもちろん、同社が大事にする「社員満足度」を高める狙いがあり、社員の山本達也さん(25)は「がんばればがんばるほど、成果につながることが目に見えて分かる」と好評だ。