一方でテレワークの導入には、ITを使った新たな労働環境の整備が必要だ。ある程度の準備期間と投資が必要になるため、これまでテレワークの存在を知りつつも導入をためらっていた経営者も多いのではないだろうか。そのような経営者の背中をひと押しするのが、4月にスタートした厚生労働省の助成金だ。正式名称は「職場意識改善助成金(テレワークコース)」といい、今年度は日本テレワーク協会が運営の窓口になっている。
週イチの在宅勤務でOK! 新たな助成金のしくみ
在宅勤務というと、会社に顔を出すのは月に数日というイメージがあるが、実は今回の助成金は、政府が目標に置いている週に1回以上の在宅勤務の実現を目指したものである。ちなみに助成の対象となるのは、テレワークを新規で導入する中小企業事業主である。既に試行的に導入している事業主も対象となっている。

また、助成の対象となる取り組みは以下の通りだ。
・テレワーク機器等購入経費(PC、タブレット、スマートフォンを除く)
・保守サポート、通信費
・クラウドサービス使用料
・就業規則・労使協定等の作成・変更
・労務管理担当者や労働者に対する研修、周知・啓発
・外部専門家による導入コンサルティング(社会保険労務士など)
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