「なぜ、日本人は横綱になれないのか」【拡大】
ただ、ハングリー精神がないとダメかというと、私は少し違う考え方をしています。今の若者たちにハングリー精神を求めるのは少し無理があります。日本はこれだけ豊かになっているのですから。今は「人のためになりたい」とか「社会の役に立ちたい」という気持ちが前に出る人が多いのではないかと思います。であれば「相撲を通じて社会に貢献している」という考え方もあるのではないかと。いろいろ考えさせられました。
私は子供の頃、祖父に連れられて、よく大相撲を見にいきました。学校でも、テレビで見た相撲のことが、毎日話題になりました。本書を読んで、若い人たちにも、国技である大相撲の面白さ、醍醐味(だいごみ)を知ってほしいと思います。(ワック・900円+税)
評・安倍昭恵(内閣総理大臣夫人)