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【東日本大震災3年】「生まれてきてくれてありがとう」 (5/5ページ)

2014.3.11 10:10

母の下沢悦子さん(左)と、すっかりお姉さんぽくなったさくらちゃん=2014年3月5日、岩手県宮古市(鴨川一也撮影)

母の下沢悦子さん(左)と、すっかりお姉さんぽくなったさくらちゃん=2014年3月5日、岩手県宮古市(鴨川一也撮影)【拡大】

  • 母親の悦子さんの携帯電話で撮影された生後まもないさくらちゃん=2011年3月18日、岩手県宮古市(高橋美穂子撮影)
  • 所狭しと駆けまわる永沼珠音(しおん)くん。後方は母の千尋(ちひろ)さん=2014年3月1日、宮城県石巻市(大橋純人撮影)
  • 生後間もない頃の珠音(しおん)ちゃん=2011年5月17日(永沼千尋さん提供)

 しかし、珠音君の誕生を最も楽しみにしていた曽祖父の津田司郎さん=当時(79)=は津波に流された。約2カ月後の5月21日、珠音君が生まれた産院脇のがれきの中から遺体で見つかった。経営する海運会社も近くにあり、どちらかに向かっていたのかもしれない。

 生死を分けた3月11日。この2年間は、午前中に司郎さんの法要を行い、夕方に珠音君の誕生日を祝っている。三角形の極太眉毛がますます司郎さんに似てきたという珠音君。太陽のように明るかった司郎さんのような存在になってほしい-。そんな家族の願いと愛情をたっぷり受けて“小さな太陽”はすくすく育っている。(花房壮/SANKEI EXPRESS

 2011年3月11日に岩手、宮城、福島の被災3県で生まれた子供は何人いたのだろうか。北海道内の赤ちゃんに「生まれてくれてありがとう」の思いを込めて椅子を贈る「君の椅子」プロジェクトに自治体として参加している北海道剣淵町、愛別町、東川町が問い合わせたところ、岩手22人、宮城45人、福島37人の計104人の赤ちゃんが生まれていたと回答があったという。(SANKEI EXPRESS

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