20年東京五輪に向け、関連施設の耐震化や液状化対策を実施。外国人観光客の安全を確保するため、緊急地震速報の多言語化も進める。(SANKEI EXPRESS)
【南海トラフ巨大地震 基本計画の骨子】
・津波対策や建物耐震化で、最悪ケースの想定死者数を今後10年で8割減らす。全壊・消失建物数も半分に減らす
・津波避難ビルの指定推進や防潮堤整備、木造住宅密集地の防火対策を重点課題とする
・全国の住宅耐震化率を2015年に90%、20年に95%に引き上げる。公立学校の耐震化を15年度までに完了する
【首都直下地震基本計画骨子】
・緊急対策区域がある都県は、5年程度の取り組み目標を盛り込んだ計画を作成
・首都機能維持のため、中央省庁や企業本社の代替拠点を確保
・木造住宅密集地で耐震化を推進
・避難者を全国で受け入れ
・2020年東京五輪に向け、関連施設の地震対策を実施。緊急地震速報を多言語で伝える