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オートバイに命も哲学も人生も託した話 あの頃の『禅とオートバイ修理技術』 松岡正剛 (4/5ページ)

2014.4.15 16:40

この写真はぼくの古希の祝宴のときに藤本晴美チームが贈ってくれた段ボール・オートバイと、パーシングの『禅とオートバイ修理技術』の取り合わせ。段ボールをみごとに単車に仕立てたのは外山貴洋君(小森康仁さん撮影、松岡正剛事務所提供)

この写真はぼくの古希の祝宴のときに藤本晴美チームが贈ってくれた段ボール・オートバイと、パーシングの『禅とオートバイ修理技術』の取り合わせ。段ボールをみごとに単車に仕立てたのは外山貴洋君(小森康仁さん撮影、松岡正剛事務所提供)【拡大】

  • 【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)
  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 【KEY BOOK】「人機魂源」(GKダイナミックス編/六曜社、2935円、在庫なし)

 石山篤はGKデザイン研究所のメンバーで、ヤマハのモーターサイクル・デザイナーである。GKダイナミックスのリーダーでもあった。ぼくが仕切ってきた織部賞のデザイン部門にも輝いた。

 本書はその石山篤を中心としたグループがまとめたオートバイの究極の美と機能をめぐって構成された一冊で、すばらしい。1989年に刊行された。『人機魂源』は“MAN-MACHINE=SOUL-ENERGY”の四字熟語化だ。

 このチームの哲学は「ミッション(使命)をトランス(変革)していく」ことにある。そのために、すべての部品のミニマリズムを追求する、メカニズムを生態系と捉える、人がまたがる感覚と機能から極限の美を見いだす、ダイナミックフォルムを描き出す、といったテーマを詰めてきた。

 石山はそこにさらに「棒族」と「器族」という2つの両極の機能と造形から官能や耽美が生み出されるべきだと考えた。棒族は剣や刀がもつ凄み、器族はシリンダーや陶芸がもつ美しさのことだ。

「オートバイはイコンである」説

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