ウクライナ・ドネツク州、ルガンスク州。※2014年3月18日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は首都モスクワのクレムリン(大統領府)での演説で、ウクライナ南部クリミア自治共和国と特別市セバストポリのロシア連邦への併合を宣言した。【拡大】
きょう円卓会議
14日に1回目が開催される円卓会議は、欧州安保協力機構(OSCE)が先に示した情勢正常化へのロードマップ(行程表)に基づいたものだ。行程表は(1)戦闘停止(2)緊張緩和(3)国民的対話(4)大統領選実施-の4段階から成り、暫定政権とロシア、欧州連合(EU)と米国が内容に同意している。
暫定政権は円卓会議に地方の政府関係者や議員、有識者らを広範に招き、改憲や地方分権、ロシア語の地位といった問題を議論することにしている。OSCEを代表する円卓会議の共同議長には、ボスニア紛争の調停などで実績のあるドイツのイシンガー元外務次官が選ばれた。
ロシアのプーチン政権も東部2州の独立宣言には反応せず、現時点では「住民投票の結果は暫定政権と両州の対話によって具体化されるべきだ」(露外務省)との立場を取っている。