鱧とトウモロコシの炊き込み
椀ものも手が込んでいる。鱸(すずき)を約50分間しょうゆとみりんに漬け込み、皮に焼き目をつけた幽庵焼きと梅豆腐、シイタケ、ジュンサイが、トマトのすまし汁に浮かぶ。トマトの酸味がさっぱりとした味わいだ。
鴨ロースと焼きナスには水菜と九条ネギも添えられ、京都らしい献立。焦げ目のついたナスと鴨肉を一緒に口に含むと、ナスの甘みが広がって鴨肉のおいしさを引き立てる。
締めの炊き込みご飯には、照り焼きにした鱧(はも)とトウモロコシがふんだんに混ぜ込まれ、珍しい味覚が楽しめる。一緒に提供される止め椀も鱧のだしで、コースの締めくくりは鱧づくしでもある。
和洋混載おしゃれデザート
そして、デザートは、一口サイズのスイカのラム酒浸けとブルーチーズ、小豆の春巻きに抹茶アイスと和洋混載。枝國さんがフランスで買ったというしゃれた器に盛られており、ここにもこだわりが感じられる。