村は林業が盛んだが、農地に対し山林は除染の対象外。帰還を選択する毛戸(もうど)地区の林業、大和田亥三郎(いさぶろう)さん(79)は「山の仕事はできない」と漏らす。
放射能への心配が尽きない上、村には病院や大型商業施設、高校もない。周囲の町で同じように帰還が進み、環境が整備されなければ生活がままならない。
避難指示解除で1年後に賠償金が打ち切られることに不安を抱く人も多い。
福島第1原発事故に伴う避難者は9日現在で12万7377人。一向に見通せない未来に、それぞれが悩み続けている。(SANKEI EXPRESS)