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世界体操 まさかの大逆転 口が塞がらない (2/4ページ)

2014.10.15 11:25

中国に逆転優勝を許し、大きな口がなかなかふさがらなかった日本のエース、内村航平=2014年10月7日、中国・広西チワン族自治区南寧市(共同)

中国に逆転優勝を許し、大きな口がなかなかふさがらなかった日本のエース、内村航平=2014年10月7日、中国・広西チワン族自治区南寧市(共同)【拡大】

  • 完璧な静止、筋肉の躍動。内村(航平)個人総合のつり輪=2014年10月9日、中国・広西チワン族自治区南寧市(共同)
  • 男子個人総合決勝で5連覇を果たした内村航平の鉄棒の連続合成写真=2014年10月9日、中国・広西チワン族自治区南寧市(共同)
  • 男子個人総合、田中佑典(ゆうすけ)の美しい鉄棒の演技=2014年10月9日、中国・広西チワン族自治区南寧市(共同)
  • 中国・広西チワン族自治区

 まさかの銀に内村は「言いたいことは山ほどあるけど」と言葉を濁し、それでも中国との差を問われると「場所の分」と答えた。ひねり王子、白井健三(18)も「負けた気は全くしない」と悔しそうだった。昨年の個人総合銀メダリスト、加藤凌平(21)は「これが採点競技の怖さなのか」とつぶやき、表彰台でもうつむいたままだった。

 絶対エースのオールラウンダー、内村や加藤にスペシャリストの白井らを加え、日本チームは最強のはずだった。それでも負けた。ショックはあまりにも大きいはずだった。

 ≪全種目別トップ 内村が目指す高み≫

 男子団体銀のショックなど、どこにあったのだろうと思わせる、内村航平の世界体操個人総合5連覇だった。

 手先やつま先に至るまでのすべての関節に意識が行き届いた世界に類をみない美しい演技は従来通り。加えて昨年より技のD難度を上げてきた。

 代名詞ともなっている「着地」を吸い込まれるようにピタピタと止める。

内村は人間じゃない… 「オールスペシャリスト」

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