13年度のJR北海道のレール検査状況を調べた結果、未検査や未補修など不適切だったのが計約500カ所に上ることを確認。JR四国でも20カ所が未検査だった。
一方、東電福島第1原発事故による放射性セシウム汚染問題を受けた肉牛など畜産農家への支援事業では、未使用の交付金595億円が国庫に返納されていなかった。
不当事項は402件、141億円
また計4410億円を交付した岩手、宮城、福島3県での集団移転促進事業では、土地の造成工事の遅れや、希望者の減少で空き区画が生じる状況を確認。放射性物質に汚染された「指定廃棄物」の処理では、耐用年数が切れた容器を保管に使っていた施設もあった。