キーヤン作品ではしばしば使われ、象徴カラーともされる「ウルトラマリン」(ブルー)で彩られた蓮の花。60面の襖絵はほぼ1人で約1カ月で仕上げた=2014年10月8日、京都市東山区の青蓮院(田中幸美撮影)【拡大】
そしてこれが縁となって2012年2月、グアムに出店する日本料理店の設計を任された林さんとキーヤンのコラボレーションが実現した。店内の壁面には直径2メートルの踊る牡丹が描かれた。
100年ごとに突然変異のように名絵師が現れる「琳派(りんぱ)」。誕生から400年の今年、現代の琳派の異名を取る絵師、木村英輝さんの作品と生きざまを随時紙面で紹介します。(田中幸美(さちみ)、写真も/SANKEI EXPRESS)