今回の作戦は、イスラム国が拠点とする北部モスル奪還に向けた重要な一歩と位置づけられている。ただイラク軍はこれまでもティクリート奪還にたびたび失敗しており、作戦の成否は予断を許さない状況だ。(カイロ 大内清/SANKEI EXPRESS)
米政府筋は2日、イラク北部ティクリートの奪還作戦で、イランが支援していることを確認した。一方、国防総省のウォーレン報道部長は、この作戦に米軍は関与していないとしており、米側がイランによる介入を黙認している実態が明らかになった。
米政府筋によると、イラン革命防衛隊(IRGC)は今回、無人機やロケット砲、迫撃砲などを投入している。だが、米軍は空爆による支援はもとより、作戦計画への助言すらしていない。
その理由について、ウォーレン氏は記者会見で「イラクが支援を求めなかったためだ」と説明した。政府筋は「イラクが米国に要請しなかったのは、イランの支援を得たからだ」とみている。