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「おしどり夫婦」の真実 鳥は4割が浮気の子、人間は? (2/3ページ)

2015.4.3 11:20

ヨーロッパでは赤ちゃんを運んで来る鳥として有名なコウノトリは一夫一婦=2015年1月31日(唐木英明さん撮影)

ヨーロッパでは赤ちゃんを運んで来る鳥として有名なコウノトリは一夫一婦=2015年1月31日(唐木英明さん撮影)【拡大】

  • フラミンゴの色は餌の藍藻(らんそう)の色。大きな群れで暮らすが、夫婦はお互いを見分けている=2015年2月27日(唐木英明さん撮影)
  • ツクシガモは一夫多妻が一般的なカモの仲間には珍しい一夫一婦=2015年2月28日(唐木英明さん撮影)
  • オスがきれいでメスが地味なオシドリは一夫多妻の典型=2015年2月28日(唐木英明さん撮影)
  • ニワトリは東南アジアの野鶏を家畜化したもので、一夫多妻=2015年2月28日(唐木英明さん撮影)
  • スズメ、カラスなど、身近な鳥の大部分は雌雄の外見がほとんど同じで一夫一婦=2015年3月14日(唐木英明さん撮影)
  • 東京大学名誉教授、唐木英明さん=2015年3月3日(田中幸美撮影)

 ≪気楽そうに見えて…遺伝子増やすため熾烈な戦い≫

 忍耐強く優しい夫と一緒になってめでたしめでたしと思われていたが、遺伝子親子鑑定で驚愕(きょうがく)の事実が明らかになった。鳥の子供の約4割が浮気の子だったのだ。つまり、いっしょに子育てをしていたイクメンのオスは、浮気相手の子を一生懸命育てていたことになる。

 一夫一婦の鳥のメスも、優れたオスの遺伝子を求める本能は健在だ。だからこっそり浮気をする。夫はもちろん用心し、妻に言い寄るオスを追い払うが、オスはオスで浮気の相手を探す。それが鳥の世界だ。

 ところで、鳥の中でもオシドリは実は一夫多妻で、一番きれいなオスだけが多くのメスを獲得する。夫婦でいるのは交尾の期間だけで、オスは子育てを手伝わない。また、一番になれないオスに相手はいない。つまり、オシドリのオスはイクメンとはほど遠く、同じメスと一生を共にするわけでもなく、「おしどり夫婦」ではない。

気楽そうに見える鳥たちも…

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