第二次世界大戦から湾岸戦争まで活躍した米海軍の戦艦「ウィスコンシン」。退役後はノーティカス海事博物館で記念艦として公開されている=2014年11月28日、米バージニア州ノーフォーク(早坂洋祐撮影)【拡大】
そんなアメリカ最大の海軍の町に、第二次世界大戦で連合国の司令官として戦ったダグラス・マッカーサー元帥(1880~1964年)の記念館がある。陸軍軍人として知られるマッカーサーだが、母親のメアリーはノーフォーク生まれで、同じく陸軍軍人だった父親のアーサーと1875年にこの町で結婚するなど縁は深い。市役所の旧庁舎を利用した荘厳な記念館には、元帥が生前使用したさまざまな品が展示され、有名な「コーンパイプ」やサングラスなどの私物も見ることができる。見学者はアメリカ人ばかりではなく、韓国人やフィリピン人などマッカーサーが関係した国々からの観光客の姿もあった。
家族で記念館を訪れた、ワシントン在住の中国系アメリカ人、馬青さんは「アメリカではもちろん英雄として有名ですが、中国でも第二次世界大戦を終わらせたことや朝鮮戦争でも活躍した将軍として有名です」と話した。
町の人々はいまも英雄に敬意を払う。記念館周辺は「マッカーサー広場」と呼ばれ、その前に建つショッピングモールも「マッカーサーセンター」と名付けられていた。1964年に亡くなったマッカーサーは、記念館のホール内に作られた墓地で、妻のジーンとともに静かに眠りについている。(写真・文:写真歩道局 早坂洋祐/SANKEI E XPRESS)
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