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話題の「ココナツオイル」 工夫し摂取を チキンカレー他 (1/5ページ)

2015.4.23 16:15

チキンカレー。※618kcal、塩分2.6グラム(1人分)

チキンカレー。※618kcal、塩分2.6グラム(1人分)【拡大】

  • チキンカレー(作り方1)__鶏むね肉に塩、こしょう、カレー粉、ココナツオイルをなじませておく。
  • パイナップルのココナツソテー。※96kcal、塩分0グラム(1人分)
  • 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表の牧野直子さん=2014年4月21日(田中幸美撮影)

 【牧野直子の健康ごはん】

 ちまたで話題の「ココナツオイル」。商品によっては売り切れもあると聞き、ブームに驚いています。値段もさまざまのようですが、私は約400グラムで2000円台のものを購入しました。

 ココナツオイルは25度以下で固体になるので、今の季節の気温、室温ではビンの中は白っぽい塊の状態です。

 ココナツオイルは、油分を構成している中鎖脂肪酸が健康効果をもたらすことで注目を浴びています。例えば、脳のエネルギー源となり、一部のアルツハイマー病の予防・改善▽体内での吸収が早く素早くエネルギーになるため、体脂肪として蓄積しにくい▽悪玉コレステロールを減らす-などの働きがあるとされています。

 「体にいい」と聞くと、カロリーが低そうと思われがちですが、エネルギーは他の植物油(サラダ油やオリーブ油、ごま油など)と同じで大さじ1杯で約110kcal。決して低カロリーではありません。1日大さじ2~3杯などといわれているようですが、他にも調理で油脂を使うとしたら、エネルギーのとり過ぎになり、太る原因にもなります。今、使っている調理油をココナツオイルに代え、全体の調理油の摂取量として大さじ2~3杯までと考えた方がよいでしょう。

ココナツオイルにするとよく合います

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