ミラノ万博会場の「日本館」で研修に励むアテンダントら=2015年4月20日、イタリア・ミラノ郊外(共同)【拡大】
日本館の藤川佳秀運営事務局長は「アテンダントは“日本の顔”として重要な役割を担う」と強調。会場工事が遅れたため館内での研修時間は限られたが、北海道旭川市出身の安住英子さん(35)は「食を通じて世界のみんながつながることを意識し、日本人の精神に立ち返るつもりで取り組んでいる」と話した。
ミラノ万博は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「和食」をアピールする絶好の機会でもある。フードコートでは多彩なメニューを取りそろえ、併設のイベント広場では期間中に27組35自治体が参加し地元の食文化や伝統工芸を紹介する。
ミラノ万博の加藤辰也日本政府代表は「日本人が普段食べている多様な日本食の魅力を深掘りして発信していきたい」と意気込んでいる。(共同/SANKEI EXPRESS)