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【USA! USA!】(20)ルイジアナ州ニューオーリンズ 街角を曲がるたび違う音色が響く (2/4ページ)

2015.5.19 11:45

ジャズ発祥の街ニューオーリンズ。中心部のフレンチ・クオーターでは至る所で音楽が鳴り、街角を曲がるたびに違った音色が聞こえてくる=2015年3月16日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ(川口良介撮影)

ジャズ発祥の街ニューオーリンズ。中心部のフレンチ・クオーターでは至る所で音楽が鳴り、街角を曲がるたびに違った音色が聞こえてくる=2015年3月16日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ(川口良介撮影)【拡大】

  • 大きく蛇行しながら、メキシコ湾へと注ぐミシシッピ川。ニューオーリンズの街はミシシッピ川に沿う形から、クレセント・シティ(三日月の街)と呼ばれている=2015年3月16日、米ルイジアナ州(本社チャーターヘリから、川口良介撮影)
  • 着岸が迫り、メガホンを手に指示を出す蒸気船「ナッチェス号」の船長。昔も今も子供たちの憧れの的だ=2015年3月16日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ(川口良介撮影)
  • キャナル通りを走る「セントチャールズ・ストリートカー」。現役の市電としては世界最古と言われている=2015年3月16日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ(川口良介撮影)
  • 動力を伝える赤い外輪がトレードマークの蒸気船「ナッチェス」号。昼と夜の2回、リバークルーズへ出航する=2015年3月16日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ(川口良介撮影)
  • ニューオーリンズの夜は音楽だけではない。フレンチメン・ストリートの一角では、アート作品を扱う蚤の市に多くの若者が集まっていた=2015年3月16日、米ルイジアナ州(川口良介撮影)
  • 米ルイジアナ州ニューオーリンズ
  • 知られざるアメリカを紹介する公式ガイドサイト。ディスカバー・アメリカ(提供写真)。www.discoveramerica.jp
  • ミシシッピ・リバー・カントリーUSA日本事務所(提供写真)。mrcusa.jp

 シカゴから5年前にニューオーリンズに移り住んだ木戸裕子さん(35)は「さまざまな場所から人と文化が集まってきた土地柄か、ここではみんなが一つのファミリーのよう。全員で街を盛り上げるんだという意識が強いんです」と話す。多様な文化を受け入れる懐の深さを持ったこの街は、訪れる者を飽きさせることのない、多くの魅力にあふれている。

 ≪物資も文化も、ミシシッピ川が運んだ≫

 出航の30分前、フレンチ・クオーターのへそにあたる「ジャクソン広場」の近くを歩いていると、カリオペと呼ばれる蒸気オルガンの音色が聞こえてくる。「ポー、ポッ、ポー」とどこか間抜けなかわいらしい音色で奏でられる「聖者の行進」などの演奏に、出航を待つ人も川辺を散歩中の人も足を止め、カメラを向けたりして楽しそうな表情を浮かべる。真っ赤な外輪が目を引く蒸気船「ナッチェス号」は汽笛を鳴らし、この日も出航した。

クレセントシティー(三日月の街)

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