ジャズ発祥の街ニューオーリンズ。中心部のフレンチ・クオーターでは至る所で音楽が鳴り、街角を曲がるたびに違った音色が聞こえてくる=2015年3月16日、米ルイジアナ州ニューオーリンズ(川口良介撮影)【拡大】
パイロットとして上空からこの川と街を見つめているレスター・キャンブルさん(53)は「飲料水も川の水を利用しているし、物資の約7割がミシシッピ川を通じて入ってくる。生まれてからずっとここに住んでいるから普段は意識しないけれど、もし川がなくなったらどんな生活になるのかなんて想像もつかないよ」と笑顔をみせた。
川が運ぶのは物資だけではない。ニューオーリンズからミシシッピ川を600キロあまり遡(さかのぼ)ったテネシー州メンフィスで観光局に勤めるジャネット・キングさんは「メンフィスはブルース音楽発祥の地だけれど、その起源をたどるとニューオーリンズで生まれたジャズにも由来するのよ。川を通じて音楽という文化も運ばれてきたのね」と誇らしげに話してくれた。(写真・文:写真報道局 川口良介/SANKEI EXPRESS)
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