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見えない現場が見えてくる 町田康 (4/4ページ)

2015.5.20 18:30

(町田康さん撮影)

(町田康さん撮影)【拡大】

  • 「愛と人生」(滝口悠生著/講談社、1700円+税、提供写真)
  • 「なんでもない所をどう表現するかに、作家の蓄積した技術が試されると思う」と話す、作家の町田康さん=7月26日、東京都港区(瀧誠四郎撮影)

 ■まちだ・こう 1962年、大阪府生まれ。81年、町田町蔵名義でパンクバンド「INU」のボーカリストとしてデビュー。96年には町田康として処女小説『くっすん大黒』(文芸春秋)で文壇デビュー。2000年に『きれぎれ』(文芸春秋)で第123回芥川賞受賞。近刊に『残響 中原中也の詩によせる言葉』(講談社文芸文庫)。

 ■「愛と人生」(滝口悠生著/講談社、1700円+税) 野間文芸新人賞候補作となった『寝相』でデビューした注目の若手作家の2作目。「男はつらいよ」シリーズの子役だった「私」が、シリーズに登場する女優「美保純」と思い出を振り返っていく。

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