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アマからプロ獲得に比重 新ルール影響 大屋博行 (4/4ページ)

2015.6.22 11:45

日本ハムの大谷翔平選手。高校時代はメジャーへの直接挑戦を目指していたが、メジャーリーグ機構が導入した新ルールによって、直接挑戦の道は事実上閉ざされた=2015年6月14日、北海道札幌市(高橋茂夫撮影)

日本ハムの大谷翔平選手。高校時代はメジャーへの直接挑戦を目指していたが、メジャーリーグ機構が導入した新ルールによって、直接挑戦の道は事実上閉ざされた=2015年6月14日、北海道札幌市(高橋茂夫撮影)【拡大】

  • 【メジャースカウトの春夏秋冬】恩師であるローイ・カーピンジャー氏(左)と大屋博行氏(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当)=1月18日、米国(大屋博行さん提供)

 日本の12球団に在籍する選手数は800人程度。このうち、メジャーでも通用するクラスに絞ると、10~20人になる。この中から海外FAの権利取得の時期や、入札制度による移籍の可能性を探って、獲得可能な選手を絞っていく。

 ブレーブスが日本球界からFAで獲得したのは、川上憲伸(けんしん)投手(中日)だけで、メジャー球団を経て移籍した選手を含めても斎藤隆投手(楽天)と2人だけ。日本からの移籍市場に球団としてどこまで本腰を入れていくかは、まだ私自身もわからないことが多いが、獲得の下地となる選手リポートの信頼性を高めるため、日々の視察に力を入れていきたい。(アトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当/SANKEI EXPRESS

 ■大屋博行(おおや・ひろゆき) ?1965年10月生まれの49歳。大阪府出身。高校中退後に渡米し、アリゾナ州スコッツデール市立コロナド高校で投手としてプレー。コロナド高を卒業後に帰国し、プロ野球阪神で練習生、歯科技工士などを経て98年に米大リーグ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの国際スカウト駐日担当に就任。2000年からアトランタ・ブレーブスの国際スカウト駐日担当として日本国内の選手発掘に励む。

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