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ネパール地震2カ月 テント暮らし今も (1/4ページ)

2015.6.26 09:00

6月24日、首都カトマンズ市内バクタプールにある世界遺産のダルバール広場。建物は壊れ、立ち入り禁止の看板が並ぶ=2015年、ネパール(岩田智雄撮影)

6月24日、首都カトマンズ市内バクタプールにある世界遺産のダルバール広場。建物は壊れ、立ち入り禁止の看板が並ぶ=2015年、ネパール(岩田智雄撮影)【拡大】

  • ネパール・首都カトマンズ

 【国際情勢分析】

 大地震に見舞われたネパールの復旧と復興と協議する「ネパール復興に関する国際会議」が25日、首都カトマンズで開かれた。主催国のネパールの呼びかけで日本やインド、中国、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)など約60カ国・機関が参加。日本からは城内実(きうち・みのる)外務副大臣(50)が出席し、各国がネパールに対する当面の支援策を発表した。大地震発生から2カ月となり、支援の道筋が見えてきたものの、多くの市民は今も不自由なテント暮らしを続け、厳しい生活を強いられている。

 復興支援に日本320億円

 会議は、日本も共催国となり、会議費用の一部を負担した。学校、住宅の再建をはじめ、郡庁舎や病院、道路などの公共インフラの整備のため、当面2億6000万ドル(約320億円)を支援すると表明した。ネパール政府は復興に約67億ドルが必要と試算している。

 城内氏は会議に先立ち、24日にネパールのスシル・コイララ首相(77)らと会談した。城内氏は記者団に、コイララ氏からこれまでの日本の支援に謝意が示され、今後の支援についても大きな期待が表明されたと明らかにした。

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