映画「ラブ&ピース」の鍵となる亀を持った、園子温(その・しおん)監督と中嶋イッキュウさん=2015年6月24日(伊藤香織さん撮影)【拡大】
リベンジがパワー
中嶋 作品を発表した後に、音楽でいうと聴き手の反応を聞いて作品の意味合いが変わってくることはありますか?
園 たとえば『自殺サークル』は日本人にはどうせ嫌われるだろうと思って作った映画で、海外では人気の高いところもあるんだけど、やっぱり日本では評価されにくい。その時は落ち込むけど、『紀子の食卓』はある意味、「お前ら、本気で『自殺サークル』をわかっていたのか」っていう感じで作ったから、そこに立ち返ることはあるかもしれない。創作に対するパワーの源はリベンジだし、「今に見てろ」って思い、それが強いですね。(企画・編集 伊藤なつみ/撮影:伊藤香織/SANKEI EXPRESS)